Webクリエイターの独り言

幅広いテーマでお送りいたします!

「バンクーバーで働くWebクリエイター」にインタビューしてきた

f:id:toshiki0831:20170523171612p:plain 

"僕は20代で海外で働くという目標があります" 

その目標を確実に成功させるためには、事前の「徹底した情報収集/分析」が必要だと考えます。
しかしながら、本やワーホリの斡旋会社から得られる情報は「ポジショントーク」で本当か嘘か分かりません。
より確実なのは、実際に海外に行って働いてきた方に話を聞く事でしょう。
ただ周りにはそんなクレイジーな人はいないので、途方に暮れていました…。
 
そんな時、バンクーバーで「Webディベロッパー」をしていた方のブログを発見!
普段知り得ないような現地の情報や、人に話したくないような「失敗経験」も赤裸々に記載されていました。
僕はこの内容にとても感銘を受け、SNSを通して実際に会っていただける事になりました。
 
非常に濃い内容だったので、何回に分けて書いていこうと思います。
 
概要は以下の通りです。
・カナダの職場環境・働き方
・日本人がカナダで就職するには?
・滞在期間のベストプラクティスとは?
日本で「もっとやっておけばよかった〜」と後悔していることは?
・失敗体験は?

 

「カナダの職場環境」

f:id:toshiki0831:20170523164105j:plain 

「国際的なクリエイティブチームが当たり前」

今回インタビューさせていただいたのは、WebディベロッパーのToruさん。バンクーバーに3年ほど滞在していたそう。最初は現地のWeb専門学校に入学し、その後Webディベロッパーとして、現地での就職に成功。2016年に日本に帰ってきて、今は千葉県の金谷という所でフリーランスとして活動しています。(Toruさんのブログはこちら
 
僕はお会いする前からToruさんのブログを熟読していたので、「とてもストイックな方なんだろうなぁ。。」と予想していました。そして実際に会ったらフランクながらも、やはりとてもストイックな方でした。最初にToruさんにお聞きしたのは、「カナダでの働き方」に関してです。
 
「国際的なクリエイティブチームで働きたい」
 
Toruさんがカナダで働く前までは、このような目標があったそう。僕も「多様性を持った環境」が仕事探しの軸でもあるので非常に共感できます。日本だと「多様性を持った環境」が少数派。非常に魅力的な環境に映ります。しかしながら、カナダでは、
 
「国際的なクリエイティブチームが当たり前」
 
だそうで。「多様性のある環境」が当たり前。むしろ普通すぎて魅力の要素にはならない。これが、カナダで働き始めて最初に受けたカルチャーショックだったそう。実際にToruさんが初めて働いた会社では、カナダ出身者だけではなくオーストラリア、マレーシア、メキシコなど様々な国の人が在籍していたみたいです。
純日本人の僕からしたら「多様な国、人種、カルチャー」がミックスされている環境が、バンクーバーでは「特殊」なのではなく「普通」なのは驚きです

「カナダでの働き方」

f:id:toshiki0831:20170523172156j:plain

カナダでは、働き方に対する考え方も、日本とは全く異なります。話しを聞いていく中で日本と一番異なっている点は、転職に関する考え方でしょう。カナダ人の転職に対する考え方は、以下の3点にまとめられます。
 
・会社に合わなければ、さっさとやめる
・実力不足であればレイオフ
・どんどん転職でスキルアップしていく
 
非常に合理的です。日本だと「THE・外資系」な会社のカルチャーがまさに上記のような感覚でしょうか。いずれにしろ、日本では少数派の意見。一般的には日本で働いていると、まだまだ「転職」は人生の一大イベントのように感じられます。親に止められたり、友人に止められたり、転職先の面接や転職エージェントに転職理由を細かく聞かれたり。日本での転職に対する印象は、ネガティブなものになっています。
さらに「石の上にも3年」といった「格言?」もあります。たとえ会社や仕事に合わなくても「とりあえず3年はいた方が良い。3年いないと何も身に付かない」といった考え方があります。
 
しかしながら、カナダでは、会社に合わなかったり、スキル不足だったりしたら、自主的にどんどん辞めたり、会社の方からレイオフ(=実質上クビ)されたりするそう。またいい条件があれば、どんどん転職でステップアップするのが普通みたいです。
いずれにしろ転職に対する考え方は、日本でネガティブな印象を与えるのに対して、カナダではポジティブ、あるいはあくまでも中立的な印象です。面接でも転職理由について問われる事はレアケース。
 この方が会社にとっても、個人にとっても非常に合理的だと思いました。なぜなら「合わない環境は、どんなに頑張っても合わない」と経験的に思うからです。
仕事と恋愛は同じで、どんなに努力したとしても、合わない人とは相性が悪いままです。さっさと見切りをつけて相性合う人を見つけた方が、お互いにとって幸せでしょう。この「カナダ人の転職に関する考え方」は、想像通りで非常に魅力的に映りました。
 
そして英語圏の人で、特別なスキルを持つ人は場所を選ばず、どこでも働けるそうです。
カナダのような英語圏のエンジニアやデザイナーは、他の国の会社から条件の良いオファーが来れば、どんどん別の国に移って行くそう。日本人の感覚でいうと、
 
「今住んでいる県から、別の県に転職するような感覚」
 
ちなみに本当に優秀な人材は、カナダではなく、アメリカに流れてしまうそうです。
 なので将来アメリカで働きたいと思っている人は、いきなりハイレベルなアメリカに行くのもなかなか大変なので「ファーストステップとして、カナダを選ぶという戦略も大いにアリ!」と思いました。(僕の事です)